ワクチン接種|五反田・目黒・婦人科|なかこレディスクリニック

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ワクチン接種

ワクチン接種|五反田・目黒・婦人科|なかこレディスクリニック

ワクチン接種

当院では、下記のような各種ワクチンの接種を行っております。
予防接種をご希望の方は、ワクチンを準備しますので、あらかじめお電話でご予約ください。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは子宮の入り口に出来るがんで、ヒトパピローマウィルス(HPV)というウイルスに感染することによって発症します。
好発年齢は30-40代とされてきましたが、最近は20代での発症が急激に増えています。
子宮頸がんの原因となるHPVは、性交渉によって感染するウィルスで、性交渉の経験がある女性の約8割は50歳までにいちどは感染すると言われているくらい、ごくありふれたウィルスです。多くの場合は自己免疫力で自然に消失しますが、ウィルス感染が排除されずに持続すると、一部に「異形成」といわれる前がん病変やがんが発生すると考えられています。

子宮頸がんのワクチンは、HPVウイルスの感染をブロックし、発がんを予防します。
HPVには様々な型があり、その中でも子宮頸がんを引き起こすHPVは、約15種類といわれています。
これまでは子宮頸がんハイリスクとされている16型、18型感染を防ぐ2価ワクチン(サーバリックス)と、その2つに加え、性器にできるイボ「尖圭コンジローマ」の原因となる6、11型も防ぐ4価ワクチン(ガーダシル)が用いられてきましたが、現在は9価ワクチンである「シルガード9」が標準となります。このワクチンで約90%の子宮頸がんを予防できるとされています。

この「シルガード9」は定期接種化されており、品川区では男児への接種も開始されます。
詳しくは品川区のホームページで最新情報をご確認ください。

子宮頸がんワクチンは10~14歳が最も効果的な接種年齢ですが、45歳までワクチンの有効性が証明されています。また、海外の疫学調査では実際に異形成や上皮内がんが減少したことが報告されています。
ただし、いずれのワクチンも100%HPVの感染を予防できるわけではないので、ワクチンを接種した後も、定期的に子宮頸がん検診を受けるようにしてください。

風疹ワクチン

免疫のない女性が妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると赤ちゃんに先天性風疹症候群という目や耳・心臓の障害を起こすことがあります。
子供の頃に予防接種を受けた人では抗体が少なくなっている可能性があります。

品川区でも風しん抗体検査・予防接種費用の助成が行われています。女性だけではなく、同居の男性も対象となります。詳しくは品川区のホームページで最新情報をご確認ください。

インフルエンザワクチン

コロナウイルス感染症の影響で、インフルエンザの流行も例年とは異なっています。品川区では重症化を防ぐ目的で、お子さん・高齢者の接種に助成をおこなっています。詳しくは品川区のホームページで最新情報をご確認ください。

また妊婦さんもインフルエンザが重症化しやすいことがわかっています。積極的に接種をお勧めいたします。妊娠のどの時期でも接種が可能です。